『タイってどんな国?』by東京タイ語教室スリーエスエデュケーション
2023/05/01
タイってどんな国?
タイの基本情報
タイってどんな国?
タイの基本情報
タイってどんな国?基本情報・文化・豆知識を詳しく解説!
海外旅行の行き先として人気を集めているタイですが、バンコクやプーケットなどのイメージはあるものの、実際どんな国なのか詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか。タイは、地域によってさまざまな顔を持っているエネルギッシュな国です。そこで今回は、タイってどんな国?という疑問に答えるべく、基本情報や・文化・豆知識などを解説します。
1.タイの基本情報
最初に、タイの基本情報をご紹介します。
1-1.地理的にみたタイ
タイは、東南アジアの中心にある国です。周りをミャンマー、マレーシア、カンボジア、ラオスに囲まれていて、国土面積は、約51万㎢にも及びます。日本の1.4倍もの国土面積を持っていることは、意外と知られていません。南北に長く、北と南で大きく文化が異なるのも一つの魅力となっています。
1-2.人口と言語
タイの人口は、2021年の時点で6,600万人です。その85%を占めるのがタイ族で、そのほかにも、中華系、マレー系、ラオス系、インド系、さらに山岳部に住むさまざまな少数民族など、多くの民族が暮らしています。
また、公用語は「タイ語」が使われています。タイ語は、象形文字のようなユニークな形をした言語で、声の調子によって発音を変える「声調」を持つ言語です。観光地やホテルなどでは英語も利用されていますが、ユニークな言語であるタイ語を習得することで、さらにタイへの理解を深めることにつながるでしょう。朝も夜も利用できる定番の挨拶「サワッディークラップ」という言葉を覚えて、ぜひタイ語でのコミュニケーションに挑戦してみてください。
1-3.気候
常夏というイメージがあるタイは、熱帯性気候で年間平均気温は約29℃となっています。一年の中でももっとも暑いのが4月、もっとも涼しいのは12月です。とはいえ、12月の平均気温は17℃もあるので、比較的過ごしやすいでしょう。
また、乾期と雨季に分かれているのもタイの気候の大きな特徴です。6月〜10月は雨期、11月〜2月が乾期、3月〜5月は暑期と分かれています。旅行を考えている方は、気候についても考慮した上でシーズンを選ぶのがよいでしょう。
2.タイの文化について
次に、タイの文化について詳しくご紹介します。
2-1.タイの食文化
タイは日本と同じように南北に細長い形をしており、地域によって食文化に大きな差があります。一般的には、北に行けば行くほど優しい味の料理が増え、とくにポークカレーや小皿をお盆に並べたカントークなどが定番です。一方で、南に行くと味の濃い料理が人気です。定番料理としては、青パパイヤを使ったソムタムや鶏を炭火で香ばしく焼いたガイヤーンなどがあります。
また、好んで使われる食材は、パクチーやレモングラスなどのハーブ、魚を発酵させて作ったナンプラー、ココナッツミルクがあります。これらをふんだんに使ったグリーンカレーなどのスープカレーは、日本でも親しまれているタイ料理の一つです。
2-2.タイの民族衣装
タイの民族衣装は、贅沢に使用したシルクに、豪華な刺繍を施したものが一般的です。女性用の正装は「シワーライ」と呼ばれていて、上半身に長方形の布を巻きつけるサバイと、筒状のスカートであるパ・ヌンという2つに分かれています。一方で、男性の正装は「スア・プララーチャターン」と呼ばれるジャケットです。王族がいつも身につけているほかに、結婚式などの特別な機会に着用されます。
3.タイの豆知識
ここでは、タイの豆知識をご紹介します。
3-1.朝ごはんは屋台で食べる
日本の朝ごはんといえば、お味噌汁やトースト、おにぎりなどが定番ですが、タイの朝ごはんは屋台で済ませるのが一般的です。おかゆに卵やひき肉を乗せたジョークや、豚の炭火焼き、揚げパンなどが好まれています。朝からエネルギーがあふれる屋台は、まさに市民の一日の元気の源といえるでしょう。
3-2.首都バンコクの正式名称が長い?
タイの首都バンコクの正式名称は「クルンテープ・マハーナコーン」で、日本語に訳すと天使の都・雄大な都城という意味を持っています。実はこの正式名称は最近短縮されるまで、世界で一番長い首都名として知られていました。タイ語で書くと100文字を超えるこの正式名称ですが、タイの人でも全て正しく覚えている人は少ないそうです。この長い正式名称の最初の2語をとって、現在の名称に改められたという経緯があります。
3-3.アルコールの販売が制限されている
実は、タイではアルコールの販売が法律で制限されております。通常は11:00-14:00、17:00-24:00しか販売できません。さらに、選挙前や選挙当日、仏教の日には全ての販売が禁止されます。旅行の際には、アルコールを購入する時間帯にも注意しておきましょう。
4.まとめ
今回は、タイとはいったいどんな国なのか、基本情報や文化、豆知識などを踏まえてお伝えしました。日本からは飛行機で6〜7時間と比較的近く、日本人の好みにあう豊かな食文化を持っていることからも、旅行先・留学先として高い人気を集めています。ぜひ、旅行に訪れる際には、タイ語の挨拶をマスターして、現地の方とコミュニケーションをとってみてください。
東京にあります「スリーエスエデュケーション」は、タイ語会話の専門教室としてスタートした語学教室です。文法や語彙を増やすだけでなく、実際にコミュニケーションを取れるよう独自のカリキュラムで学びをサポートします。旅行の前に、簡単な会話を身につけることで、タイをより深く理解することにもつながります。0から学びたいという初心者の方向けのコースも用意しておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。