『タイ文化について』by東京タイ語教室スリーエスエデュケーション
2023/07/02
タイの文化や面白い風習
日本との違いを徹底調査!
タイの文化や面白い風習
日本との違いを徹底調査!
タイはどのような国?タイの文化や面白い風習、日本との違いを徹底調査!
タイ語を勉強する人の中には、タイに旅行や留学に行ってみたいからだという人も多いのではないでしょうか。また、タイの文化に興味がある人も多いことでしょう。そこで今回は、タイはどのような国なのかを紹介します。タイの文化や面白い風習、日本との違いなどを詳しく深掘りしてみました。
1.タイの基本情報
まずは、タイの基本情報から紹介します。
1-1.タイの場所は?
東南アジア中心部に位置する国であるタイは、マレーシア・ラオス・ミャンマー(ビルマ)・カンボジアの4国と国境を接しています。国土の面積は日本の約1.4倍あり、約51万平方キロメートルです。意外に大きな国だと思った方も多いのではないでしょうか。
1-2.タイの首都は?
タイの首都が「バンコク」なのは有名ですが、正式名称は非常に長いことはご存知でしょうか。「クルンテープ・マハーナコーン・・・」と、何と121文字からなる首都名なのです。日本では通称「バンコク」と呼ばれるタイの首都ですが、タイの人々は「クルンテープ」と呼ぶのが一般的だそうです。
1-3.タイの気候は?
タイは、亜熱帯モンスーン気候に属していて、四季はなく30℃前後の日が1年間を通して続きます。雨のほとんど降らない乾季が11月から2月、高温になる暑季が3月から5月、雨の多く降る雨季は6月から10月です。
1-4.タイの人口は?
2002年の調査によると、タイの人口は約6,609万人です。人口の割合は、タイ人が約85%を占め、中華系が約10%、残りはインド系・マレーシア系・ラオス系の人々となっています。山間部には少数民族も残っており、独特の言語や文化で生活しています。
1-5.タイの公用語は?
タイの公用語は、「タイ語」です。地方ごとに方言もあります。タイへ旅行に行った際には、ホテルや観光地でコミュニケーションをとるのに英語も使えますが、地元の飲食店や屋台ではごく簡単な英語しか通じないでしょう。
1-6.タイの通貨は?
タイの通貨は「バーツ」です。20バーツから1,000バーツまでお札は5種類あり、硬貨は1バーツから10バーツまでの4種類です。
1-7.タイの祝日・行事は?
タイでは、祝日は太陰暦に基づいて制定されるため、毎年日付が変わるのが特徴です。日本よりも祝日が多いタイでは、禁酒日となりお酒が飲めない日や官公庁の休みになる日もあります。
2.タイのさまざまな文化・風習を紹介!
タイのさまざまな文化や風習を知れば、タイの人々の生活が見えてくるのではないでしょうか。
2-1.タイの人々の服装
タイの人の民族衣装は、正装として用いられます。女性は「シワーライ」、男性は「スア・プララーチャターン」という民族衣装です。タイ旅行の服装は、いつでも夏服でOKです。冷房の強い建物内で体温調節できるよう、長袖の羽織物があるといいでしょう。仏教の国であるタイは、露出の多い服装で拝観できないので気を付ける必要があります。
2-2.タイの食文化
タイの国土は南北に細長いため、地域によって食文化は異なるのが特徴です。首都のバンコクを中心にして市場がにぎわい、ナイトマーケットには多くの屋台が並びます。タイでは外食が一般的で、屋台で食事を済ませる人も多数います。
2-3.タイの交通事情
鉄道や地下鉄、バスなどの公共交通機関もあるものの、日本と比較して渋滞がひどい歳として知られているのがバンコクです。帰宅ラッシュの時間帯には、ほんの数十メートルの距離を進むのに1時間かかることも当たり前だというから驚きです。そのような渋滞をすり抜けられる、小回りの利く乗り物を利用する人が多いものの、事故の頻発しているのが現状です。トゥクトゥクやミニタクシーなどは、日本にはない乗り物でしょう。
2-4.タイの住宅事情
タイの賃貸物件は「アパート」「サービスアパート」「コンドミニアム」の3タイプが一般的です。家具は備え付けなので、すぐに生活を始められるでしょう。
2-5.タイの病院事情
医療水準は日本と同レベルを誇り、日本語通訳の常駐する病院もあるので万が一の際にも安心です。
3.日本と違う意外なタイの文化とは?
最後に、日本とは違う意外なタイの姿を紹介します。
3-1.信仰心の強さ
仏教への信仰心の強いタイでは、電車の優先席にお坊さんも座れることになっています。どのような建物にも神様が祀られ、通り過ぎる際には一礼する人も多々います。お坊さんはオレンジ色の袈裟を着ているので、街中ですぐ見つけられるでしょう。
信仰心の深さが現れている習慣に、「タンブン」という寄付文化があります。施しをして徳を積むことで死後、天国へ行けると信じられていて、中高生などの若者も路上生活者にお金を渡す姿を見かけることもあるでしょう。
3-2.肥満の人が多い
タイの人々といえば手足のすらっと細い体型を思い浮かべるかもしれませんが、実は肥満体型の人が年々増えているのです。2017年には砂糖の摂取し過ぎを防ぐ「砂糖税」が導入されているのは、意外ではないでしょうか。
4.まとめ
親日国であるタイは、旅行・留学にももってこいの国だと言えます。日本とは違った文化や風習のあるタイに行くなら、タイ語を学んでから訪れればさらに楽しめることでしょう。
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